こんにちは、なかみーです。
引き続き振り返り愛知旅行記シリーズの投稿です。
今回は岡崎市のカクキューで八丁味噌の工場を見学したときのことを書きます。
名古屋といえば赤だしみそ汁!のイメージはわたしだけでしょうか。
わたしは九州の白い麦みそがすきですが、たまに赤だしを頂くと美味しく思います。
訪れたのはカクキューブランドの合資会社八丁味噌。
NHKの朝ドラ「純情きらり」の撮影にも使われた場所です。
八丁味噌とは
八丁味噌は岡崎市八帖町で江戸時代初期より造られている豆みその銘柄です。
大豆と塩を杉でできた大きな桶に仕込み、重石を乗せて天然醸造で2年以上の間熟成させるそうです。
じっくりと熟成された味噌は大豆の旨味をぎゅっと凝縮した濃厚なコクと少々の酸味、渋味、苦みがバランスよく重なって独特の風味が特徴です。
八丁味噌の郷で味噌作りを学ぶ
八丁味噌の郷では八丁味噌の製造工程や、熟成中の樽が保管されている蔵などを見学できます。
祝日で工場が休業していたので、味噌の袋詰めとかは見れませんでしたが、蔵を見学することができました。
史料館で300年変わらぬ味噌作りを学ぶ
史料館では実物大の人形を使って伝統ある味噌作りを再現しています。
ガイドさんが歴史などいろいろ話をしてくれます。特に印象に残ったのが、当主は代々「早川久右衛門」を名乗っていること。
なんだかかっこよくないですか?今は19代目の早川久右衛門氏が伝統の味を守っています。
八丁味噌を熟成させる杉桶です。サイズ比較はわたしの身長(150㎝)です。
こんなに大きい桶に味噌をつめ、石で重石をする。仕込み量の6トンに対し、重石は3トン、合計10トン近いそうです。
とてつもなく重労働ですね。
味噌蔵のにほい
杉桶に詰められた味噌は蔵で2年間熟成されます。ずらーっとならんだ仕込み桶からは300年以上の伝統が感じられます。
ちなみに味噌蔵は味噌のいい匂いがするかと思ったのですが、実際は杉桶の匂いがあるからか、熟成途中からなのか、何とも言い難い匂いがしました。是非本物の匂いを体験しに行ってみてください。
まとめ
工場見学の終わりには八丁味噌と赤だしのお味噌汁と、田楽みその試食がありました。田楽味噌の味付けがとても美味しかったので、売店で売っていた田楽味噌を買って帰ろうと思ったのですが、試食はオリジナルブレンドで売っているものとは違うとのこと。残念。
また、売店でプリッツの八丁味噌味を見つけて、帰りの名古屋駅で買えるだろうと思って買わなかったら名古屋駅で買えずに後悔しました。
お酒のおつまみにもよさそうなので、見つけたら試してみてください。
【参考】カクキュー八丁味噌 ホームページ
http://www.kakukyu.jp/