わかりやすく伝えたい禅語シリーズ。人として大切な心構え「和敬清寂」

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からふるらいふにお越しいただきありがとうございます。
こんにちは、なかみー(@nakamii_15)です。

茶道初心者のわたし。茶道を始めるまでお茶とお菓子を楽しむものだと思っていました。しかし、実際に習い始めると思っていたよりずっと奥が深いものでした。その一つが「禅語」です。

「禅語」とは禅宗のことばで、その教えを理解するのはなかなか難しいのですが、禅はわたしたちが生きていくうえで大切なヒントを与えてくれます。 茶道の教えに通じるところもあり、茶室には禅語の掛け軸(茶道では掛物(かけもの)といいます)が飾られています。

毛筆で書かれた禅語は漢字の羅列で読むのも難しいのですが、その言葉に込められた意味は素晴らしいものばかりです。現代人にも通じるところがあると思っています。むしろ忘れないでほしい日本人の心だと思っているので、できるだけわかりやすい形でブログで紹介していきたいと思います。固くなりすぎないように頑張ります~

第一弾は「和敬清寂(わけいせいじゃく)」です。

和敬清寂(わけいせいじゃく)

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即興で書いた色紙風画像でご勘弁を。なかみーのロゴがよくないですか?(笑)

現代のことばで簡単に伝えるとすると

「何事にも動じない自分のブレない芯を持ち、相手を敬うこころさえあれば、誰とでも仲良くなれる!」
※あくまで個人の解釈です。人それぞれ受け取り方は違いますのであしからず。

お忙しい方は知ってもらえただけで十分です。もう少し詳しく知りたい方やこの一言で興味を持ってくれた方は続きをどうぞ。

お茶に対する心構えを表した言葉

「和敬清寂」は茶道に関する心構えを表した言葉ともいえます。千利休が「これは茶道の心を表した言葉じゃ!」と言ったのがきっかけで茶道の世界で広く広がったといわれています。

それぞれの言葉に込められた意味

「和敬清寂」は茶道にとって大事なこころを表す言葉で、それぞれの文字に以下の意味があります。

  • 「和」 相手と協調するこころ
  • 「敬」 自己を慎み、相手を尊敬するこころ
  • 「清」 清らかなこころ
  • 「寂」 何ものにもとらわれのないこころ

茶道とは言い換えると「おもてなしの心」です。「和敬清寂」は人だけではなく、茶道に使う道具にも敬意を払うという意味です。

「和」とは和合、調和、和楽。全てにおいて調和がとれている穏やかな状態。リラックスしてお互いに心を開いて仲良くすることを表します。

「敬」とは謙虚に相手を尊敬すること。人間は自己中心的な生き物です。なので意識して自分を慎む必要があります。

「清」はこころが清らかなこと、という意味もありますが道具や茶室を常にきれいにしておく、という心構えでもあります。身の回りのもので例えると「トイレがきれいだと心がきれい」ということです。なお、「静」と間違えやすいので注意してください。

「寂」とは静寂。静かで何事にも動じないこころを表します。

人として大切なこころ

しっかりとした自分の軸を持ち、他人の意見を素直に受け入れられる余裕のある人って誰もが憧れませんか??そんな大人になるためのヒントが「和敬清寂」に込められていると思いました。

わたしの超個人的な感想

この記事を書こうと思ったきっかけは上司との面談。
「なかみずさんは勢いがあっていいんだけど、勢いに押されちゃう人もいるから気を付けようね」って言われ、ご名答過ぎて吹き出しそうになりました(笑)
今の部署になって半年ですが、よく見ていてくださり有難いです。

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