年賀状にひたすら向き合う休日は年に一度のおたのしみ。
からふるらいふにお越しいただきありがとうございます。
こんにちは、なかみー(@nakamii_15)です。
みなさんは年賀状を出す派ですか?出さずにメールやSNSで済ませる派ですか?わたしは出す派です。社会人になって忙しさを理由にサボっていた時期もありますが、結婚した年に報告のハガキを兼ねて年賀状を出したのをきっかけに再開しました。
もともと手紙を書くのが好きなのですが、メールやSNSがコミュニケーションとして一般化した最近は手紙を書く機会がどうしても減りがちです。相手も手紙が好きだったらいいのですが、手紙をもらうと返事を書かなきゃという思いを相手に抱かせてしまうのではないか、とどうでもいい心配をしてしまいます。
そんなめんどくさい性格を持つわたしにとっては、年賀状は気兼ねなく相手に手紙が送れる、わくわくしたイベントなのです。今日はいちにちたっぷり使って年賀状に向き合っていました。
たまにはデジタルの文字でなく、自分の文字で
わたしの年賀状はパソコンでプリントしたものにてがきで一筆そえた、ごくごく一般的な年賀状です。
今年はパソコンを買い換えて昔のパソコンの筆まめソフトが使えなくなってしまったので、あて名もてがきにしてみました。めっちゃ疲れたけど、久々に字を書くのが楽しかったです。
お気に入りのボールペンで、一文字、一文字、あの人を思って文字を綴ります。
卒業以来会っていないあの子は元気にしとるかな?
あの子の名前の字、やっぱり素敵だなぁ。
おじちゃん、腰治ったじゃろうか。
ばあちゃんは見やすいように大きな字で。
わたしが紹介した人と、上手くいっているといいなぁ。
一筆書くつもりが思いが溢れてきて、スペースの足らずお尻がぎゅうぎゅうになってしまう。計画性の無さに毎年うんざりするけど、これがわたしなんだとやっと認めることができた今年。
そうやって1年を振り返りながら一人もくもくと、ひたすらハガキに向き合うこの時間が好きです。
作業に集中しているとあっという間に時間が過ぎます。日が暮れて室温が下がり、その感覚すらないほど夢中になった右手はいつのまにか冷え切っていました。あったかいお茶の入ったマグカップで疲れた手をほぐしつつ、乾かすために並べたハガキをみて作業量に満足。一気に終わらせたい気分だけど急ぐと雑になるというのもわたしの悪いクセ。今日はもう切り上げてブログを書いてます。
このままだとただの日記になってしまうので、ちょっとした年賀状のマナーを紹介できればと思います。
年賀状を出さない派の人に「次は出してみようかな」と思ってもらえたら嬉しいです。
年賀状の賀詞について
「謹賀新年」「あけましておめでとうございます」「迎春」など年賀状の頭に添えられるお祝いの言葉たちに関するちょっとした豆知識をご紹介。
目上の人には「賀正」「迎春」を避ける
シンプルで簡素な賀詞と捉えられるため、「賀正」「迎春」といった2文字の賀詞や「寿」「賀」などの1文字の賀詞は避けましょう。「迎春」と書いてあるテンプレートはつい使いがちですが、目上の人に出す年賀状には「謹賀新年」や「あけましておめでとうございます」を使いましょう。
簡単に解説すると、「謹賀新年」は「謹んで新年をお祝いいたします」というへりくだった表現を表した言葉なのに対し、「迎春」は「新年を迎えました」と単に言っているようなものだからです。
「A」はつけないで!「Happy New Year」
「Happy New Year」もよく使われる言葉ですが、「A」をつけるかつけないか悩んだ人は多いのではないでしょうか。小中学生のころなんか、つけたりつけなかったり適当でした(笑)
実は「A」をつけないのが正解なんです。年末年始によく聞く「Have a Merry Christmas and a Happy New Year」と混在しがちなのですが、単独で使う場合は「Happy New Year」です。「Happy Birthday」にも「A」ついてないと思うと覚えやすいです。(わたしはそれで一発で覚えました)
「新年あけましておめでとうございます」は間違い
これ、いつかわたしがやった間違いなんですよね。注意されたとかでは無いのですが、テレビかなんかで見て「やっちゃったなー」って思ったので印象に残ってます。
「新年」と「あけましておめでとうございます」はどちらも賀詞で重複になってしまいますのでどちらかにしましょう。つい頭に「新年」とつけたくなってしまいますが、どうしてもつけたいのであれば「新年おめでとうございます」という言い方もいいそうです。
これは年賀状に限らず新年のご挨拶で気をつけたいフレーズですね。
あと、一筆そえるときにも使わないように気をつけてください(わたしのいつかの過ち)
気持ちが大事、とはいえ最低限のマナーができるとステキ
年賀状に限らずちょっとした気遣いができる人ってステキですよね。たまにはデジタルなご挨拶ではなく、年賀状を出してみませんか?